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今年読んだ本

2010年ももうすぐ終りますね。
日記もサボりがちだし、今年を少し振り返ってみます。
という訳で、今年読んだ本の中で印象に残ったのを何冊か

(1)若者殺しの時代 堀井 憲一郎
 http://amzn.to/g8WgxQ
発行は2006年だけど、まあ、読んだのは今年だし。
すごく丹念に調べ上げられた事実に基づいて
若者文化の変化がいつからどのように起こったのかを
掘り下げてます。テン年代を迎えるに当たって、
この本に示唆されている諸々をどう考えどう対応していくか
いろいろなヒントが隠されてるような気がする。
もっとも考えさせられた本。

(2)シアター!  有川 浩
http://amzn.to/gly5gB
2009年年末に発売されて、ツイッターでにわかに話題になってたので
図書館に予約して、数ヶ月待ちでやっと読めた本。
小劇場(小劇団?)を取り巻くお話し。
いわゆるラノベなんだけど。
専門用語とかの説明もあるし
ひとつの舞台を創り上げるのに
どんな仕事があるのかとか、
どんな仕組みがあるのかとか
すごく分かり易くてよかったし、勉強になった。
これ、舞台関係のお仕事してる人、
読んだらどんな感想持つんだろう?
ついでに言うと、同じ作者のもっと有名な
『図書館戦争』ってやつもこの前読んだけど
ラノベらしく、読みやすくてそれなりに面白いんだけど
どちらの作品も共通して
とにかく登場人物全般に、品が無くて(若干暴力的だし)
その辺が個人的には好きではない。

(3)墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 飯塚 訓
 http://amzn.to/gpLcpb
これは衝撃でした。
当時だってFRIDAYとかで、『衝撃の現場!』みたいなタイトルで
テレビや新聞などのマスメディアには出せなかった情報が
若干出てはいたけど
(それでも十分衝撃的だったけど)
そんなんで、わかった気になってはいけなかったです。
当時の現場の凄惨な様子が伝わってきます。

身元確認にこだわる日本人とか、本題じゃないので
さらっと書いてるけど、意外に重要な観点じゃないのかな。



まあ、こんな感じで。
今年観た舞台 とかにもつづく!・・・のかなぁ
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